
竹中流「世界人」のススメ
竹中 平蔵
PHP研究所 / 2013-03-04
この本について
「グローバルに活躍したいと言いつつ、結局いつもの環境から動けないまま時間だけ過ぎていく…」 そんなモヤモヤを抱えている人、多いと思います。僕も仕事で海外の記事や企業の動きを追いながら、「自分はこのままでいいのか」とよく立ち止まります。そんなときに読んだのが『竹中流「世界人」のススメ』でした。 この本は、いわゆる“海外でバリバリ働こう”と煽るタイプではありません。読んでいて感じたのは、もっと手前の「覚悟を持つ段階」に話が集中していることです。たとえば、現状に留まることは衰退と同じだという視点は、日々の仕事を振り返ると意外と実感しやすいですし、グローバル化の光と影を同時に示してくれるので、単なる理想論で終わりません。さらに、語学や留学という派手な経歴がなくても、「自分はグローバルな時代を生きる」という前提に立つだけで、学び方の質が変わるという指摘は、そのまま行動レベルに落とし込みやすいところでした。 結局のところ、この本は「海外に出ろ」と言いたいわけではなく、「世界基準を当たり前の視野に置くと、日常の意思決定が変わる」というごく現実的な話をしています。国内の心地よい枠にとどまるか、少し外気を吸いに行くかで迷っている人には、ほどよく背中を押してくれる一冊です。 こんな人に刺さると思います。 “いまの場所にいながら、視野だけでも世界に広げたい人”。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
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