
子どもが育つ からだのしつけ
玉木志保美
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2017-04-20
この本について
子どもの体について、なんとなく気になることってありますよね。歩き方が他の子と違う気がするとか、抱っこの姿勢でこれで合ってるのか突然不安になるとか。病院に行くほどではないけれど、説明できないモヤモヤだけが残る感じ、僕もよくあります。 この本を読んで印象的だったのは、「体の使い方にもその子のタイプがある」という視点でした。読者の方が保存していた部分にもありましたが、脚の下り方や恥骨の向きといった、ごく具体的な“からだの特徴”を手がかりに、育ち方やつまずきやすいポイントが読み解けていきます。原因不明のぐずりや、抱っこでしっくりこない理由が、「親の見方が足りないせい」でも「性格の問題」でもなく、体の構造から説明されるのはかなり救われます。 もうひとつ良かったのは、何を変えればいいかが大げさではなく、日常の動作レベルで提示されているところです。たとえば、赤ちゃんの脚が自然に下りるタイプならこう持つと楽になる、といった小さな工夫が多い。医療でも民間療法でもなく、「生活の中でできること」が中心なので、読んでそのまま試しやすいんですよね。 完璧を目指すというより、「うちの子はこういうタイプだから、これくらいでいいか」と肩の力が抜ける本です。子どもの姿勢や体のクセがずっと気になっていた人には、特に静かに刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの40%が集中しています。
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