
お金を稼ぐ人は何を学んでいるのか? (きずな出版)
稲村 徹也
この本について
目標を立てても、途中でぼんやりしてきたり、「そもそも自分は何を目指してるんだっけ」と立ち止まること、けっこうありますよね。僕も何度も繰り返しています。やる気がないわけじゃないのに前に進まないときって、意識の向け方とか、目標との距離感がつかみにくいだけなんだろうなと思っています。 この本が面白いのは、「大きな理想を持つこと」よりも、「今の自分が踏み出せるひと区切り」をどう作るかに視点が置かれているところです。毎日5つの単語を覚え続けたジェイ・エイブラハムの話や、ブランソンの“1ドルにサインして20ドルにする”という極端だけど本質的な例が、そのまま自分の生活にも置き換えやすいんです。抽象的な根性論じゃなく、手を伸ばせば届くサイズの行動を積み重ねることで、だんだん目標の解像度が上がっていく感じがつかめます。 もうひとつ刺さったのは、「思う」と「誓う」の違いの話です。自分の目標を“誓い”に変えると、自然と現実的な数字や行動に落とし込むようになる、という指摘がすごく腑に落ちました。たとえば「収入を増やしたい」だとぼんやりしてしまうけれど、「純資産を1億円にしたい」と書いてみた瞬間に、必要なプロセスが逆算しやすくなるあの感覚です。 大げさに夢を語るタイプでなくても、地道にやりたい人ほどしっくりくる本だと思います。特に「行動したいのに、どこから手をつければいいかわからない」と感じている人には、次の一歩の置き方が自然と見えてくる一冊です。
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