
非常識な本質
水野和敏
フォレスト出版 / 2013-08-23
この本について
仕事を続けていると、「今やっていることって本当にお客さんに近づいているのか?」とか、「社内の都合ばかり優先して動いてないか?」みたいなモヤモヤにぶつかることがあります。自分でも気づかないうちに、会社の常識や手順に流されてしまって、目的の輪郭がどんどん薄くなっていく感じです。 『非常識な本質』は、その曖昧な迷いに正面から切り込んできます。たとえば、読者がよく保存している「アウタースケールとインナースケール」の話は、まさに自分の視点がどこに寄っているかを点検するきっかけになります。また、「活動計画をつくれ」という考え方も、予定を守るだけの仕事から、変化に合わせて目的を調整していく働き方へのヒントになるはずです。さらに、「給料はお客様のために自分が苦しむからもらえる」という一文は、少し乱暴に聞こえるけれど、仕事を“自分の作品にする”という姿勢とセットで読むと腑に落ちるところがあります。 この本は、派手な成功論ではなく、現場で迷いながら働く人が自分の軸を作るための視点が多く語られています。特に「気づけばインナースケールの論理に巻き込まれがちな人」には刺さると思います。 自分の毎日の仕事をもう少し自分の意思で扱いたい。その感覚を取り戻したいときに、ゆっくり読むと効いてくる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
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