
IoTの全てを網羅した決定版 IoTの教科書
伊本 貴士
日経BP / 2017-08-11
この本について
IoTまわりの技術って、言葉だけは聞いたことあるのに、実際に何がどうつながって動いているのかが曖昧なまま…という人、多いと思います。自分も仕事で触れながら、LoRaとかAESとか、聞き慣れない仕様が出てくるたびに「どこから勉強すればいいんだろう」と止まってしまうことが何度もありました。 この本は、その手前のモヤモヤをまとめてほどいてくれるタイプで、特に救われたのは、無線規格や暗号方式の説明が“実際の現場でどう使われているか”まで含めて書かれているところです。LoRaWANのスター型トポロジーやチャネルの考え方を押さえると、センサーを大量に配置するときのイメージが一気にクリアになるし、AESや公開鍵方式の役割を理解すると、IoT機器のセキュリティ設計でどこに気を配るべきかがようやく腹落ちします。さらに、IECやISOの安全規格がまとまっているのもありがたくて、「なぜこの手順が必要なのか」が線でつながっていく感覚がありました。 仕組みを深掘りしたいけれど、個別に調べても断片ばかりで困っている人にはちょうどいい一冊です。技術を実務に持ち込むときに必要な“地図”を、過不足なく渡してくれる本でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの36%が集中しています。
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