
プライベートバンクは、富裕層に何を教えているのか?――その投資法と思想の本質
冨田和成
ダイヤモンド社 / 2017-09
この本について
相続や投資の話って、知っておいたほうがいいのは分かってるのに、「結局なにから押さえればいいのか」がよく分からないまま時間だけ過ぎることが多いですよね。短期の値動きに振り回されたり、税金の仕組みが難しくて放置してしまったり…。僕自身、まさにそのタイプでした。 この本が助かったのは、富裕層向けの“遠い世界の話”に見える内容を、こちら側の視点で「なぜ今知っておくと得なのか」を具体的に見せてくれたところです。相続税評価をどう減らすのか、手数料の仕組みが結果にどれだけ影響するのか、プライベートバンクが顧客を理解するプロセスがなぜ大切なのか。どれも、今の資産額に関係なく、自分の行動を少し変えられる視点でした。 個人的には、「懸念があるからやらない」ではなく、「懸念を一つずつ潰して前に進む」というプロの姿勢に触れたあたりが一番刺さりました。投資って結局、情報だけじゃ進めなくて、こういう思考のクセのほうが長期では効いてくるんだろうなと。 お金の話に苦手意識があるけど、そろそろ“なんとなく”から抜け出したい人にちょうどいい一冊です。富裕層の話を知ることが、自分の生活を整えるヒントになるんだと感じました。
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