
科学が教える、子育て成功への道 (扶桑社BOOKS)
キャシー・ハーシュ=パセック, ロバータ・ミシュニック・ゴリンコフ, 今井 むつみ, and 市川 力
扶桑社 / 2017-08-17
この本について
子どもの学びに向き合っていると、「結局なにを伸ばせばいいんだろう」「目の前の”できた・できない”に振り回されてしまう」というモヤモヤがつきまといます。僕自身も、注意が途切れやすかったり、比較に敏感だったり、まだ理解が表面的だったりする子どもの姿を見るたびに、つい焦ってしまうタイプです。 この本は、そんな迷いに対して「どこを見ると学びが深まるのか」を静かに教えてくれます。たとえば、知識を詰め込むだけではレベル2の理解に留まり、子どもは“見かけ”で判断してしまうこと。逆に、やりとりを重ねたり、生活とつながる題材を使ったりすると、自分で発見しながら理解が深まること。あるいは、しぶとさや自発的な探索といった“扱いにくさ”ですら、創造性の土台になるという視点も、この本に触れるまで持っていませんでした。 読みながら「ああ、教えるんじゃなくて一緒に面白がればいいのか」と肩の力が抜けます。とはいえ甘い理想論ではなく、6つの能力(6Cs)をどう育てるかが、具体的な場面とともに示されているので、家庭でも職場でも視点の使いどころが見えてきます。 子どもの学びに正解を求めすぎて息苦しくなっている人に、静かに効いてくる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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