
NYとワシントンのアメリカ人がクスリと笑う日本人の洋服と仕草 (講談社+α新書)
安積陽子
この本について
服装って「正解があるようで無い」感じがして、気づけば自分の基準が曖昧なまま過ごしてしまうことがあります。とくに仕事や子どもとの関わりの中で、どこまで気にすべきなのか分からなくなる瞬間があるんですよね。僕も、スーツのボタンをいつ外すのかすら曖昧で、場に合わせた振る舞いに自信が持てない時期が長くありました。 この本が面白いのは、「外見を整えろ」と言うのではなく、なぜそのルールが存在しているのかを具体的な背景と一緒に示してくれるところです。たとえば、父親の服装が息子の基準になる話や、欧米で文字入りTシャツがどう見られるかといった文化の話は、今日から行動が変わるくらい実感がありました。スーツのボタンの扱い、Vゾーンの印象の作られ方、靴下の丈の選び方など、一つひとつの所作や選択に“理由”があると分かると、不思議と自分の軸が整ってくる感覚があります。 あくまで「こうしろ」という押しつけではなく、知っているかどうかで恥をかく場面を減らせる知識が淡々と並んでいる本です。外見で得をしたいというより、場に対して失礼のない振る舞いをしたい人に向いています。とくに、働き始めてから“服装の教育”を誰にも受けてこなかった人にはかなり刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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