
住宅ローン 借り方・返し方 得なのはどっち?
平井美穂
河出書房新社 / 2017-01-25
この本について
住宅ローンまわりって、調べれば調べるほど「どれが正解なんだ…?」と迷いませんか。営業さんの言葉も銀行サイトの数字も、言っていることがバラバラで、結局どこを基準に判断すればいいのか分からない。僕自身もフルローンでいいのか、自己資金をどこまで出すべきか、金利タイプは固定か変動か…ずっとぐるぐるしていました。 この本が助かったのは、「なんとなく聞いたことのある話」を一度ぜんぶバラして、現実的な数字で見直せるところです。たとえば、ローン控除が思っているほど得にならない理由とか、自己資金の割合で金利が変わる現実とか、諸費用までローンに含めると借り換えができなくなる落とし穴とか、誰も強くは言わないけれど家計に直結するポイントを淡々と示してくれます。中古物件を検討していると自己資金をより厚めに見る必要があるとか、フラット35は団信の保険料が別で思いのほか重いとか、判断を誤りやすい部分ほど丁寧です。 読みながら、「銀行が貸してくれる額=自分が返せる額じゃない」と頭を冷やされる感じがありました。数字で照らすと、焦って家を買うより、負担の見通しを持って進めるほうが結局ラクなんだと分かります。 住宅購入の話をすると「みんなこうしてるよ」と言われて余計に迷ってしまう人には、とても相性がいい本だと思います。自分の家計と向き合いながら判断したい人ほど、しっかり届く内容です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの42%が集中しています。
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