
「引き寄せ」をやめると願いが叶う: あなたの夢を阻むたった一つの間違い
かるべおさむ
この本について
願いごとが頭から離れなくて、気づけばずっとそのことを考えてしまう時期ってありますよね。僕もそうで、「考えてるのに何も動かない」という妙な手詰まり感にハマっていました。この本を読んでドキッとしたのは、叶わない理由が“足りない努力”でも“宇宙の仕組み”でもなく、ただの執着かもしれないという視点でした。 著者が言う「まず願いから意識を引き剥がす」という発想は、一見まわり道に見えて、実は一番現実的でした。数秒だけでも感謝の感覚に浸ることや、願望を「目的」と「手段」に分けて、あえて目的を消してみる作業は、自分でも驚くほど余計な緊張を落としてくれます。イメージボードを作るのも、願いを追いかけるためじゃなく、自分の反応を確かめるための小さな実験として紹介されていて、そこが妙に腑に落ちました。 結局のところ、この本が効くのは、「願いを叶える方法」を探し続けて疲れた人よりも、願いと自分の距離感がつかめなくなっている人なんだろうと思います。執着を手放すと言うと大げさですが、しばらく関連情報から離れて、自分の感覚をいったんリセットする。そのための具体的なステップが淡々と書かれていて、過度なスピリチュアル感もありません。 「願ってるのに前に進んでる気がしない」という人には、静かに刺さる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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