
無意識さんの力で無敵に生きる: 思い込みを捨て、自由自在の人生を手に入れる方法
大嶋信頼
星雲社 / 2014-12
この本について
「人の気持ちも自分の気持ちも結局よくわからないまま、相手の反応を深読みしては疲れる」みたいな日、けっこうありますよね。正しいか間違っているかで頭がいっぱいになって、気づけば相手を責めたり、自分を責めたり。その癖をやめたいのに、どうすればいいかわからないまま積み重なっていく感じ、僕も長く抱えていました。 この本が面白いのは、「判断しすぎている状態」そのものをいったん止める視点をくれるところです。たとえば「人の気持ちはわからない」と唱えてみる、相手へのダメ出しが浮かんでも「相手から伝わってきている思考かも」と受け取るだけにしてみる。やることは小さいのに、自分の中の緊張がふっと緩む瞬間が確かにあって、そこから「じゃあ自分は何が楽しいんだっけ?」に戻れる余白が生まれます。 読んでみて感じたのは、これは“努力して性格を変える本”ではなく、“意識のクセをひとつ横にずらす本”だということ。正しい・間違っているの軸から解放されると、人の中に美しさを見つけやすくなる、という話も、自分の生活にそのまま落とし込めました。誰かを無意識に敵扱いしていた場面が、ちょっと減ります。 「つい相手の気持ちを決めつけてしまう」「自分に対する否定的な物語から抜け出したい」という人には特に刺さると思います。自分の世界のノイズが少し静かになるような一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの46%が集中しています。
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