
「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法
大嶋 信頼
すばる舎 / 2016-09
この本について
人の機嫌に過敏になったり、相手の表情だけで一日が振り回される感じって、頭では「気にしすぎだよな」と分かっていても止められないんですよね。機嫌が悪そうな人を見ると「自分のせい?」と勝手に関連づけてしまうし、イラッとした瞬間には相手の気持ちを読み始めて、ますますしんどくなる…。僕も似たようなクセが抜けなくて、ずっと疲れやすかったです。 この本が面白いのは、そんな“考えすぎのループ”を根性論で直そうとしないところです。例えば、不快感が襲ってきたら「自我防壁」と唱えてみるとか、「相手の気持ちはわからない」と一度区切るとか、日常のほんの数秒でできる動作が多いんです。実際これを何度か試してみると、相手に入り込みすぎていた境界線が少し戻ってくる感じがあって、思考が勝手に暴れなくなります。また、「わかっているけどできない」という状態そのものが強い自己暗示なんだ、と言い切ってくれるのもありがたくて、変に自分を責めにくくなります。 人に気を使いすぎて疲れる人、相手の機嫌で自分の調子が変わってしまう人には特に刺さると思います。大げさな話ではなく、日々の小さい瞬間で自分に戻る練習ができる本でした。
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