
考えがまとまる、伝わる、説得力がアップする! 「ビジネスマンの国語力」が身につく本 (大和出版)
福嶋 隆史
PHP研究所 / 2010-12-24
この本について
仕事で人と話していて、「なんか伝わってない気がする」「この説明でいいのか自信がない」というモヤモヤ、けっこうありますよね。自分としては丁寧に話しているつもりでも、相手の表情を見ると、どうも噛み合っていない。僕も会議のあとに一人で反省会が始まるタイプです。 この本が効いてくるのは、そうした“噛み合わなさ”の正体を、感覚ではなく技術として扱えるようになるところです。たとえば、相手の言葉をそのまま受け取らずに「つまり、こういうことですよね?」と形を整えて返す力。あるいは、「たとえば」と「つまり」を使い分けて、抽象と具体の行き来をコントロールする感覚。さらに、対比の観点をそろえることで説明が一気に通じやすくなる、という地味だけど効果の大きい視点もあります。どれも派手ではないけれど、実際の仕事の場面で確実に効くものばかりでした。 個人的には、「恥をかいたときに人は学ぶ」という指摘がかなり刺さりました。伝わらない苦しさも、うまく言葉が出てこない焦りも、そのまま練習材料になる。そう思えるだけで、コミュニケーションに対する構えがほんの少し軽くなります。 自分の説明が「なんか分かりにくい」と言われがちな人、あるいは会議で他人の発言を整理しきれずにモヤモヤを持ち帰ってしまう人には、かなり実用的に刺さると思います。
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