
文章の問題地図 ~「で、どこから変える?」伝わらない、時間ばかりかかる書き方
上阪 徹
累計読者数4
平均ハイライト数 4.3件/人
star総合評価 33/100
boltライト読書型
この本について
文章を書くたびに、そもそも何から手をつければいいのか分からなくなることがあります。書く前にデスクの前で固まってしまったり、途中でロジックが詰まって「今日は無理だな」と諦めてしまったり。自分でも何に悩んでいるのか言語化できないまま時間だけが過ぎる、あの感じです。 この本は、そんな行き詰まりの原因を「素材が足りないから」とはっきり示してくれます。事実・数字・エピソードという素材をまず集めること、そして書きながら考えないこと。著者が言う「カフェで相手に話すつもりで構成を決める」という視点も、肩の力を抜いて文章の骨組みを作る助けになります。素材を箇条書きにして眺めるだけでも、文章の流れが自然に見えてくるのが面白いところです。 完璧にしようとする前に、まず素材を出す。頭が動きやすいタイミングでメモしておく。メールや提案書の用途ごとにフォーマットを用意する。どれもすぐに試せるのに、効果がじわじわ出るやり方ばかりでした。文章を書くのが遅い人よりも、「書くときいつも疲れてしまう人」に刺さる気がします。 文章術というより、書く前の姿勢を整える本に近いので、書く場面が多い人ほど静かに効いてくる一冊です。
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