
わかりやすく伝える
木暮 太一
WAVE出版 / 2024-04-04
この本について
仕事で説明が噛み合わなかったり、資料を作りながら「これ、自分でも何を言いたいのか曖昧だな…」と手が止まること、けっこうありますよね。相手の理解度以前に、自分の中のモヤモヤがほぐれていない感じ。僕もずっとそこに悩んでいて、話し方のテクニックより前の“そもそも”の部分でつまずいている気がしていました。 この本が効いたのは、その“そもそも”を言語化してくれたところでした。伝わらない原因は表現の巧さではなく、内容の整理ができていないこと。誰に何を伝えるのかを決めずに話し始めてしまう癖を、ステップとして見える形にしてくれるのがありがたいです。さらに、相手にとって不要な情報を削るという考え方も、実際に文章を書くときにかなり効きました。「関係あるけど言わなくてもいい情報」を捨てる感覚は、やってみると驚くほどスッキリします。 もう一つ刺さったのは、「相手と同じ側に立つ」という視点です。説明が下手な時って、どうしても自分の頭の流れを押しつけてしまうんですよね。相手と一緒に同じものを見るつもりで言い換えるだけで、伝わり方がまったく変わるのを体感できました。 自分の考えをまとめるのが苦手だと感じている人や、仕事で説明の場面が多い人にはかなり実用的だと思います。僕と同じく「わかりやすさって結局センスなのでは?」と諦めかけていたタイプに特に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの47%が集中しています。
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