
小さくはじめよう ー自分らしい事業を手づくりできる「マイクロ起業」メソッド
斉藤徹
この本について
最近、「好きなことを形にしたいのに、いざ考えると急にハードルが上がる…」みたいな感覚を抱える人に会うことが増えました。気持ちはあるのに、立派な計画や大きな投資を求められている気がして、一歩目が重くなるんですよね。僕も同じで、背伸びしようとすると途端に迷子になっていました。 この本が面白いのは、そういうモヤモヤに対して「まずは、自分と向き合いながら小さく試せばいい」という視点をくれるところです。報酬や効率よりも、自分らしさや心地よさを軸にしていいという許しみたいなものがあって、肩の力がすっと抜けます。自分の価値観を10の視点から探るプロセスも、抽象的な理想論ではなく、日々の行動がどう変わるかまでイメージしやすいのが良かったです。特に「しなくちゃ」をやめて「したい」に寄せていく設計は、僕自身の働き方にもかなり影響しました。 さらに、アナロジー思考やペルソナとの対話など、アイデアを形にしていく流れも無理なく小さく回せるように組まれていて、いわゆる「起業本」の圧よりも、“生活の延長でつくっていく”感覚が近い。自分のままで事業を育てたい人に向いています。 「今の暮らしを大事にしながら、新しい可能性も探したい」というタイプには、かなり刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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