
もっと幸せに働こう 持たざる者に贈る新しい仕事術 (集英社ノンフィクション)
MB
集英社 / 2019-09-30
この本について
仕事のことを考えると、「結局いまの延長線でやっていくしかないのかな」とか、「目標ってどうやって立てればいいんだろう」とか、同じ場所をぐるぐる回っているような感覚になることがあります。考えようとするけど、流されるように毎日が終わってしまう。僕もずっとそんな感じでした。 この本が効くのは、抽象的な励ましじゃなくて、“考えるための姿勢”を現実的に示してくれるところです。例えば、読者の方も抜粋していた「ご飯を食べながら考えてもいいアイデアは出ない」という話。耳が痛いけれど、確かに机に向かって自分と対面する時間をつくらない限り、状況は変わらないんですよね。あるいは「未来を先に決めて、そこから現在を逆算する」という考え方。いまの延長から未来を想像して苦しくなるタイプの人ほど、ここがすっと入ると思います。そしてもうひとつは「人は自分が救われたことでしか他人を救えない」という視点。仕事の意味そのものを、少し優しい形で捉え直せます。 自分の人生を作り直したいけど、何から手をつければいいか分からない人。あるいは、努力しているつもりなのに前に進んでいる実感が持てない人。そんな人に特にしっくりくる本です。背中を押されるというより、同じ場所で迷っていた先輩に静かに導かれるような読後感があります。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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