
偏差値20アップは当たり前! 「本当の国語力」が驚くほど伸びる本 (大和出版)
福嶋 隆史
PHP研究所 / 2009-07-27
この本について
仕事でも日常でも、文章を読むときに「結局この人は何が言いたいんだろう…」で止まってしまう場面ってありますよね。自分の理解力が足りないのかと落ち込んだり、相手の意図をつかめずに時間ばかり使ってしまったり。僕も同じで、特に抽象と具体の往復がうまくできずに、文章の芯がつかめないことが続いていました。 この本を読んで救われたのは、国語が“センスの問題”ではなく、手順で動く技術なんだと実感できたところです。たとえば「A つまり B」と出てきたら、Aが具体でBが抽象になる、といったシンプルなルール。迷ったら「という」を使ってみるなど、実際の読み書きの場面ですぐ試せるコツがたくさん載っています。本文を読むときも、まず述語をつかんで主語に戻るとか、選択肢を本文の言いかえとして扱うなど、明日から国語の風景が変わるような具体的な視点が続きます。 特に刺さったのは、「抽象語を覚えるときは必ず具体化しながら」「具体例を逆に抽象化して意味を確認する」という往復の姿勢です。仕事で概念を共有するとき、相手の理解がズレる理由がここにあったのか、と腑に落ちました。国語力は“論理的思考力そのもの”という著者の言葉も、実際に手を動かしながら読むと重みが変わります。 文章を読むたびにモヤモヤが残る人や、「説明がうまい人は何が違うのか」を知りたい人には、とても実用的に刺さる一冊だと思います。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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