
AI vs. 教科書が読めない子どもたち
新井 紀子
東洋経済新報社 / 2018-02-02
この本について
AI のニュースを見るたびに、どこまで本気で理解しておくべきなのか、なんとなくモヤモヤしませんか。自分の仕事がどう影響を受けるのかも気になるし、子どもに何を学ばせればいいのかもよくわからない。情報は溢れているのに、判断材料になる“根っこ”が見えないまま不安だけが残る、あの感じです。 この本が面白いのは、AI を持ち上げるでも怖がらせるでもなく、「そもそも AI は何ができて、何ができないのか」を、数学や読解の構造から淡々と解きほぐしてくれるところです。著者の姿勢が誠実で、たとえば「AI は四則演算で世界を扱っている」という説明を読むと、AI の限界が一気に具体物として掴めます。また、読者が特に刺さっていたのは「読解力こそが本当に不可欠な能力で、他の条件とはほとんど相関がない」という調査結果の部分でしょう。読書量でも塾でも家庭環境でもなく、“意味をつかむ力”そのものが分かれ目になっているという指摘は、自分の生活にも実感として結びつくところが多いはずです。 AI が何を代替できて、どこから人間の仕事が始まるのか。その境界線を「読解」という極めて地味なスキルから説明してくれるので、テクノロジーの話なのに生活レベルの判断につながります。煽られずに未来の働き方を考えたい人にちょうどいい本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本の読者はこんな本も読んでいます
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
この本が載っている特集
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要






