
大人のための音感トレーニング本 音楽理論で「才能」の壁を越える!
友寄 隆哉
この本について
楽器を始めた頃って、「音はそこそこ拾えるのに、なんだかいつまでも“音楽が読めてない感じ”が抜けない」みたいなモヤモヤがつきまといませんか。異名同音を何度見ても混乱するし、コードに変な数字がついているともうお手上げ。譜面を見て頭が止まるあの感じ、僕もずっと抱えていました。 この本が助かったのは、音感って才能より“仕組みの理解+地道なトレーニング”でだいぶ変わるんだ、とちゃんと実感できたことです。たとえば異名同音を30分で覚えるという割り切り方や、固定Cで音を素読みして反射速度を上げていく練習のように、やることが具体的で迷わない。さらに、ただ音を当てるのではなく「メロディがコードに対して何度なのか」という視点が加わることで、曲の聞こえ方が少しずつ立体的になります。音程を意識しながら歌うだけでも、耳の使い方が変わるのを感じました。 個人的に一番しっくりきたのは、「絶対音感か相対音感か」みたいな二択ではなく、その間にある“絶対音程感”という考え方です。伴奏が変わっても自分の音がぶれなくなるあの安定感は、プロっぽさというより、単純に演奏がラクになるんですよね。才能の話ではなく、積み上げれば誰でも近づける感覚として描かれているのが救いでした。 譜読みや耳に自信がなくても、演奏を少しでも“自由にしたい人”にはしっかり刺さるタイプの一冊だと思います。音楽理論が苦手でも、まずどこから手をつければいいのかが見えやすくなる本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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