
会社では教えてもらえない 人を動かせる人の文章のキホン 【会社では教えてもらえないシリーズ】
吉田 裕子
この本について
文章を書くときって、内容よりも「これ下手だと思われないかな」とか「もっと上手くまとめられるはずなのに」とか、そっちの方に意識を持っていかれることありませんか。僕も日によっては書き始めるまでに妙な時間がかかって、やっと書けたと思ったら一文がやたら長くなっていたりします。気合いの問題じゃないのは分かってるのに、うまく整わない日があるんですよね。 この本を読んで印象的だったのは、「書けない理由の多くは、自意識にある」とはっきり言い切ってくれるところでした。上手く見せようと頑張るほど、文章が固まっていく感覚って確かにあるんですよね。まずはそこを分離して考えるだけで、少し気が楽になります。さらに、1文は50字程度に収めるとか、一文一事を徹底するとか、具体的な基準が手元にあると迷いが減ります。新聞の見出しやリードを観察してみる、というアプローチもすぐ試せて、文章を“整える”感覚がつかめてきます。 個人的には、テンプレートを作っておくという提案も救いでした。自由に書こうとすると逆に手が止まるタイプなので、型があるだけで書き出しが早くなるのを実感しました。文章を職業にしていなくても、日報やメールやSNSなど、日常的に「ちょっと伝わらない」と感じる場面で役に立つはずです。 とりあえず、文章でつまずくたびに自己否定モードに入りがちな人には、かなり刺さる本だと思います。
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