
没頭力 「なんかつまらない」を解決する技術
吉田尚記
太田出版 / 2018-02
この本について
なんとなく毎日が散らかっていて、「集中したいのに、気づくとスマホを触ってしまう」「好きなはずのことなのに腰が重い」みたいなこと、けっこうあると思います。僕も同じで、やるべきことより“気が散る方向”に流されやすいタイプなんですが、この本を読んだときに、没頭って才能じゃなくて“仕組み”なんだなと少し気が楽になりました。 印象的だったのは、すごい人ってずっと集中しているわけじゃなく、短いフィードバックのサイクルを何度も積んでいるだけだという話。能力のバーストって、ああいう地味な積み重ねの結果なんですよね。あと、自分が楽しくなるスキルを磨くという視点も救われました。努力とか根性より先に、“どうしたら自分が気持ちよく続けられるか”を考えていいんだ、と許される感覚があります。 それと、没頭には不安がセットだという指摘も腑に落ちました。価値を感じているから不安が生まれる。その不安をいったん開き直りに変えた先に、ようやく集中のスイッチが入る。この流れを知っておくだけで、「あ、今の自分はまだ開き直れてないだけだ」みたいに、少し扱いやすくなるんですよね。 仕事でも趣味でも、「もっと目の前に入り込めたらな…」と感じている人には特に刺さる本です。没頭を気合で作らず、仕組みで寄せていく感覚が欲しいときに、ちょうどいい一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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