
机に向かってすぐに集中する技術
森健次朗
フォレスト出版 / 2016-03-01
この本について
机に向かったはずなのに、いつのまにかスマホを触っていたり、気づけば姿勢が崩れて集中がどこかへ飛んでいったり。自分でも「やる気がないわけじゃないのに…」というモヤモヤ、けっこうありますよね。僕も長くその沼にいましたが、この本を読んでから、集中力って気合ではなく「状態づくり」なんだと少しずつ腑に落ちました。 印象的だったのは、まず集中に入るまでの流れが具体的に書かれていることです。椅子に浅く座って姿勢を整え、呼吸をゆっくり整え、視点を一点に集める。まるで小さなスイッチを順番に入れていくような感覚で、これをやるだけで作業への入り方がだいぶ変わりました。また、目標よりも「今日やる課題」に集中するという提案も、肩の力が抜けます。大きな理想に気持ちを振り回されるのではなく、手を動かせるサイズにまで細切れにして向き合う。そのほうが続くし、結果的に遠回りしないんだと感じました。 さらに、視点を一点に集めるコツや、相手の片目を見ることで会話に集中しやすくなる話も、日常にすっと応用できます。特別な才能より、ちょっとした「入り方」の工夫で集中力は変わるんだな、という実感を持てる本でした。 目標だけ立てて空回りしがちな人や、机に向かうまでの助走が長くなりがちな人には、かなりしっくりくると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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