
ビジネススクールで教える経営分析 (日本経済新聞出版)
太田康広
日本経済新聞出版社 / 2018-02
この本について
仕事で数字を見るたびに、「結局どこに着目すればいいんだろう…」と手が止まることってありますよね。売上や利益は追っているのに、ROAや純金融費用といった指標が出てきた瞬間、急に霧がかかったようになる感じ。僕自身、分母が変わるだけで印象がガラッと変わる数字に振り回されていました。 この本がありがたいのは、指標を“丸暗記するもの”ではなく、“何を判断するための道具なのか”という視点に戻してくれるところです。読者の方が残していた「純金融費用」や「分母に…」といった抜粋は、まさに数字の裏にある構造を理解しようとしている証拠で、そこにこの本の強さが出ています。例えば、ROAが同じでも資産の持ち方や純資産の厚みでリスクの感じ方が変わる話は、実際の企業比較で迷っていた自分にはかなり助けになりましたし、財務指標を“点”ではなく“線”で読めるようになります。 数字に苦手意識がある人よりも、「なんとなく分かるけど、判断に落とし込めない」と感じている人に特に刺さる本だと思います。決算書や財務データに触れるたびにモヤモヤしていたら、一度この本で“考える順番”を整えると視界がだいぶ変わります。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの40%が集中しています。
読書の順序
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