
起業を考えたら必ず読む本
井上 達也
明日香出版社 / 2016-09-16
この本について
起業を考えはじめると、「このアイデアで本当にお金を払ってもらえるのか」とか、「自分のやりたいことだけで突っ走って大丈夫なのか」といったモヤモヤがずっとつきまといます。僕も同じで、頭の中では理想の形をつくっているのに、いざ値段をつけて人に差し出す段階になると、急に現実が押し寄せてくる。そんな時に、この本の“いやにリアルな”視点が刺さりました。 特に効いたのは、人は「無料なら欲しい」ではなく「お金を払ってでも今すぐ欲しい」ものしか買わないという当たり前の事実を、逃げずに直視させてくれるところです。やりたいことより“買ってくれる人がいること”が先で、しかも最初は普通のサービスから始めたほうがいいという姿勢も、実体験と照らすと納得しかありません。さらに、最初から事業を固定せず、時代に合わせて変わっていいという話も、肩の力が抜けました。ビジネスは水ものだと割り切れるだけで、目の前の選択がずっと楽になります。 読みながら「そういえば、自分もあの店でこうしたらもっと良くなるのにと思ったな」とか、生活の中で気づいていたことが起業のタネになるのかもしれない、と少し前向きになれます。アイデアより現実、勢いより準備、とにかく最初の一歩を堅実に考えたい人に刺さる本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの14%が集中しています。
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