
改訂版 はじめての不動産投資 成功の法則
藤原正明
幻冬舎メディアコンサルティング : 幻冬舎 / 2014-11
この本について
不動産投資に興味はあっても、「自主管理の細かいところが正直よく分からないまま進めてしまっている」「点検ってどこまでやればいいのか、必要性を実感できないまま先延ばしにしている」みたいなモヤモヤは、けっこう共通なんじゃないかと思います。自分も最初は、法令対応って“やったほうがいいこと”くらいの認識で、後回しにしがちでした。 この本が効くのは、そういう“見て見ぬふりが積み重なる怖さ”に、具体的な事例を通して気づかせてくれるところです。たとえば、消防点検を一年以上放置していた物件が実際にあった話は、自主管理だと起きやすい勘違いをそのまま映していて、読んでいる側が変に身につまされます。さらに、行政が必ずしも厳しくチェックしてくれるわけではない現実や、罰則まで含めたリスクが淡々と書かれていて、「やる・やらない」を感覚ではなく判断できるようになります。法定点検を“コスト”として見るのではなく、“物件を持つ責任の一部”として考える視点に切り替わる感じです。 物件運営を真面目にやりたい人ほど、どこから整えていけばいいか迷うと思いますが、この本はその最初の輪郭をつかむのにちょうどいい距離感です。こんな人に刺さると思います。管理の抜け漏れが気になり始めたけれど、何を基準に動けばいいかまだ曖昧なままの人。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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