
プライスアクション短期売買法 ──価値領域、コントロールプライス、超過価格を見極めろ!
ロレンツィオ・ダミール
この本について
相場を見ていて、「なんでこの価格帯だけ何度も反応するんだろう」とか、「ブレイクに飛び乗ったのにすぐ戻される…」みたいなモヤモヤ、けっこうありますよね。自分もずっと、ローソク足の形や指標を追いかけるだけで、本当に大事な“なにが動かしているのか”まで辿り着けていませんでした。 この本は、そのあたりの霧が少し晴れる感じがありました。とくに大きかったのは、価格を動かしているのは短期勢ではなく長期トレーダーだという視点です。価値領域やコントロールプライス、超過価格といった概念も、単なるラインやゾーンではなく「彼らの足跡」として見ると、チャートの意味がガラッと変わるんですよね。値動きの勢いに反応するんじゃなくて、「どこで満足して、どこで拒否したのか」を読みにいく感覚が少し掴めます。 もうひとつ役に立ったのは、境界を線ではなく“帯”として扱う姿勢です。自分はどうしても水平線をきっちり引きたくなるんですが、この本を読んでからは、価格が集中的に滞ったゾーンを丁寧に拾うことのほうがよほど大事だと思うようになりました。そこを見誤らないだけで、不意打ちのブレイクアウトに振り回される回数がだいぶ減ります。 チャートを細かく読むのが苦手だけど、価格の裏側をちゃんと理解したい人には、かなり合うと思います。長期トレーダーの流れに“乗せてもらう”ための見方を、ようやく言語化してくれる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの14%が集中しています。
読書の順序
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