
心臓の左上をさすればしっかり疲れはとれる
山岡愛
新星出版社 / 2017-12-22
この本について
仕事終わりに「なんでこんなに疲れが抜けないんだろう」と思う日が続くと、寝ても回復しない自分にちょっと落ち込んだりします。姿勢も食生活も乱れている自覚はあるのに、どこから手をつけていいか分からないまま、なんとなく不調だけが積もっていく感じです。 この本は、派手なテクニックよりも「体の流れが滞るとどうなるのか」を丁寧に説明してくれるところが印象的でした。例えば、猫背で胸が閉じると心臓の左上あたりが圧迫されて疲れの回収が進まないとか、リンパ液は血液と違ってゆっくりしか戻ってこないから、軽い筋肉の動きがそのまま循環の助けになるとか。読んでみると、姿勢を直すとか、朝に白湯を飲むとか、すぐできることの意味がストンと腑に落ちます。食べすぎや甘い飲み物が体の負担になる理由も、単なる「やめましょう」ではなく、循環という視点から説明されているのがありがたいところです。 個人的には、お風呂で胸のあたりまで温めるだけで呼吸が深くなって、翌朝のだるさが少し違った気がしました。劇的に変わるというより、毎日の小さな溜まりをどう減らすかに意識が向くようになる本です。 日々の疲れの「理由」をもう少し丁寧に知りたい人に刺さると思います。普段の生活を大きく変えなくても、体の扱い方を少しだけやわらかく整えたいときに役立つ一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの35%が集中しています。
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