
マザー・テレサ 愛と祈りのことば (PHP文庫)
マザー・テレサ、ホセ・ルイス・ゴンザレス・バラド、ワタナベ カズコ
PHP研究所 / 2000-09-01
この本について
最近、忙しさに飲まれて身近な人への余裕がなくなったり、誰かの言動にイラっとして自己嫌悪したり、そういう小さなモヤモヤが積み重なることが多いです。頑張っているつもりでも、どこか大事なものを取りこぼしている気がする。僕自身もそこでもがいていて、この本を読んだ時に少し呼吸が戻りました。 マザー・テレサの言葉は、派手さも劇的な解決もありません。でも、読んでいると「まず目の前の人から」という当たり前が、ちゃんと自分の中に戻ってくる感覚があります。たとえば、家庭や身近な関係ほど笑顔を向けるのが難しいという指摘に、思い当たる人は多いと思います。また、清貧を「粗末に生きること」ではなく「自分の体を尊重すること」として語るくだりは、我慢や犠牲の方向に走りがちな人ほど救われるはずです。そして、愛されない孤独には薬が効かないという言葉は、人間関係の疲れを抱えている時ほど静かに刺さります。 特別な宗教的知識がなくても読めますし、正しさを押しつける感じもありません。むしろ、自分のペースで立ち止まる余白をくれる一冊です。身近な人との距離感に悩んでいる人にほど届くと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
読書の順序
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