
白本 四
高城剛
この本について
最近、何かを変えたい気持ちはあるのに、どこから手をつけたらいいのかわからないまま日々が流れていくこと、ありませんか。情報も選択肢も多すぎて、むしろ身動きが取れなくなるあの感じです。僕自身もよくそこで立ち止まってしまうのですが、『白本 四』を読んでいると、思考の行き詰まりに風が通るような瞬間がときどきあります。 この本が面白いのは、「行動の順序」をひっくり返してくれるところです。才能があるかどうかを悩む前にカメラを買って撮り続けてみるとか、会いたいなら会いに行くとか、迷いを減らすために情報を増やすのではなく、むしろ減らすとか。机の上で考え込むより、体を一歩動かす方が早いことって実は多いよな、と気づかされます。また、群れとの距離感や、引き際の判断みたいな、人間関係や仕事で避けて通れないテーマにも現実的に踏み込んでいて、妙に胸に残るんです。 読んでいると、何かを「大きく決断しなきゃ」と背負い込む話ではなくて、もう少し身軽な選び方に意識を向けてみるだけで、未来の手ざわりが変わるのかもと思えてきます。特に、自分のペースで生きたいのに社会のリズムに引っぱられがちな人には、静かに刺さるところが多いはずです。 行き詰まりの正体がわからないときの、小さな視点の入れ替えとして、そっと置いておける一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
読書の順序
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