
2035年の世界
高城 剛
朝日新聞出版 / 2023-02-13
この本について
最近、未来の話を聞いても「なんとなく不安だけが増える」という人、多い気がします。技術が進むほど、自分の選択が正しいのか分からなくなるし、社会の変化が速すぎてついていけてない気もする。僕も同じで、ニュースを追いかけるだけでは全体像がつかめないままモヤモヤが積み上がっていました。 この本が面白いのは、ただ未来を予測するんじゃなくて、いま起きている違和感を丁寧に説明してくれるところです。たとえば、AIが人の評価まで決めてしまう世界が本当に来るかもしれない話や、水や医療のような“気にしていなかったインフラ”がどう変わるかという視点は、日常の見え方を変えてくれます。また、コンビニの冷蔵庫が家に置かれ、個人の生体情報が広告に使われるようになる…と聞くと、一見SFっぽいけど、今の延長線として考えると妙に現実的なんですよね。 読みながら「自分の判断基準って、この先どこに置けばいいんだろう」と考えるきっかけになりました。技術に振り回されるんじゃなくて、変化の土台を知ることで落ち着いて動けるようになる感覚があります。 未来が怖いというより、「今の社会の流れを自分の言葉でつかみ直したい人」に特に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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