
自分を知る本 橙花の数秘占い
橙花
すみれ書房 / 2020-03-03
この本について
自分の性格って、年齢や環境でけっこう変わってきたはずなのに、「どれが本来の自分なんだろう」と急にわからなくなる瞬間があります。昔の自分と今の自分の違いに戸惑ったり、子どもの頃の反応と大人になってからの選択がつながらなかったり。そういうモヤモヤを抱えたまま走ってきた人には、この本の視点が少し呼吸を楽にしてくれるかもしれません。 面白いのは、数秘を「当てはめ」ではなく“ブレンド”として読むところです。魂の数・鍵の数・使命数を混ぜて、自分の中の比率を探していく。その作業が、過去の自分と今の自分が一本の線でつながる感覚を生みます。たとえば、子どもの頃の性質(魂の数)が薄れていく時期の話や、使命数が40代以降にじわっと出てくるという流れは、「変わったようで変わってない部分」と「これから出てくる自分」の両方を整理する手がかりになります。また、数が同じパターンに現れると“宿題が残っている”という説明も、人生の癖に名前をつけてもらったようで腑に落ちる人が多そうです。 占いというより「自分の歩いてきた道の見取り図」に近い本です。自分の変化の理由を言語化したい人、長く引っかかってきた子ども時代の感覚をそっと拾い直したい人には特に刺さると思います。自分の数字を知るというより、自分の歴史を理解するための一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの36%が集中しています。
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