
修養 自分を磨く小さな習慣―――新渡戸稲造の不朽の名著
新渡戸 稲造 and 丹羽 宇一郎
この本について
最近、やるべきことは分かっているのに腰が重いまま日が過ぎる…とか、気持ちはあるのに続かない…という話をよく聞きます。自分も同じで、気合いを入れた翌日にもう元気が尽きていたりして、どうしたもんかなと悩んでいました。そんな時に読んだのが『修養』で、派手さはないのに、日常の小さな行動をどう積み上げるかについて妙に現実的なんですよね。 刺さったのは、まず「たやすいことで少しいやだと思うくらいのことから始めよ」という視点です。大きな目標に気圧されて止まる自分には、これくらいの温度感がちょうどいい。続かないのは意思が弱いからではなく、最初のハードルを高くしているだけなんだと腑に落ちました。もうひとつは「人からよく思われたいから怖じ気づく」という指摘。結局、自分で自分に“高値”をつけてるから動けない。真価だけを出すと思えば、案外軽く踏み出せる。最後に「牛歩でも怠らず進めば千里に達する」という言葉も効いて、派手な成長より淡々とした継続を信用しようと思えました。 大げさに人生が変わる本、というより、日々のモヤモヤを少しずつほどいてくれる案内役に近い一冊です。今の自分のペースにどこか引っかかりを感じている人に、静かに刺さると思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
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