
アトツギが日本を救う 事業承継は最高のベンチャーだ (幻冬舎単行本)
山根太郎
幻冬舎 / 2018-10-10
この本について
事業を継ぐかどうかで揺れている人って、周りからの期待と自分の自信のなさの間でずっとモヤモヤしますよね。親の会社を使うなんてズルいんじゃ…とか、二代目というだけで評価が歪むんじゃ…とか。自分も似たところで悩んでいたので、この本の抜粋に強くうなずきました。 特に刺さったのは、「相手がどう見るか」という視点が徹底しているところです。履歴書ひとつでも、事業承継という立場でも、自分がどう思うかより先に“相手からどう映るか”を考える。その視点が持てるだけで、選び方や動き方がだいぶ変わります。また、親の会社の資産や取引先も、恥ずかしがって隠すんじゃなくて、使い倒していいと言い切ってくれるのも救われました。赤字でも売上や歴史があるのは、実は相当なアドバンテージなんですよね。 さらに、苦しい状況でこそ判断の質が出るという話も、きれいごとじゃなく実務的です。広告塔になる覚悟を避けているならまずそこからだし、経済の原理原則を腹落ちさせる重要性も、承継を意識した瞬間に急にリアルになります。 「継ぐかどうか以前に、自分の立ち位置の意味を整理したい人」に特に刺さると思います。ベンチャー論に興味がある人よりも、家業との距離感で悩んでいる人にちょうどいい一冊です。
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多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
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