
自分を強くする
横山信弘
フォレスト出版 / 2018-10
この本について
最近、なんとなく気持ちが沈みやすかったり、努力しているのに前より弱くなっている気がすることがあります。外から見える成果よりも、内側のモヤモヤに振り回される感じというか。僕もよくそこにハマります。 横山信弘さんの『自分を強くする』は、その「内側で何が起きているのか」を扱う本です。大げさな成功論ではなく、日々の感覚をどう扱うか、そこに焦点があるのが強みだと思います。特に、感覚を数値化するというアプローチが印象的でした。「プラス2かな」「マイナス4かな」と自分の反応に数字をつけるだけで、曖昧な不安や自己否定が輪郭を持ちはじめます。事実と認識を分けて捉える練習にもなるので、気持ちに振り回されにくくなる感覚がありました。 もうひとつは、内的体験の扱い方。過去の成功体験にしっかりアソシエイトしたり、逆に距離を置いて眺めたりすることで、思考のクセを書き換えていく。この部分は特に、過去の自分との比較ばかりして落ち込む人には効きます。外の環境は変えられなくても、「どう認識するか」はトレーニング次第で変わるという視点は、僕自身だいぶ救われました。 「決めた目標に突っ走るタイプではなく、変化に弱い自分をなんとかしたい人」に刺さると思います。派手な即効性はないけれど、気がついたら少し動じなくなっていた、そんな変化を積み重ねたい人に向いています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの38%が集中しています。
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