組織の壁を越える――「バウンダリー・スパニング」6つの実践

組織の壁を越える――「バウンダリー・スパニング」6つの実践

クリス・アーンスト, ドナ・クロボット=メイソン, 加藤雅則, and 三木俊哉

累計読者数6
平均ハイライト数 16.3件/人
star総合評価 54/100
start序盤集中型

この本について

チームの間に見えない境界があって、「こっちの事情はあっちには伝わらないな…」と感じること、けっこうありませんか。専門も文化も違う人たちと仕事をするとき、技術の問題より、人間関係のほうが重いときのあのモヤモヤです。自分のチームの正しさを守りたい気持ちと、組織全体で成果を出したい気持ちがぶつかるあの板挟み、僕もよく経験します。 この本が面白いのは、境界そのものを「なくす」話ではなく、どう扱うかを具体的に示しているところです。例えば、知識や経験の違いを衝突の原因ではなくアイデアの源として位置づける視点は、実際の職場でもすぐ実感を伴いやすいですし、集団が「私たち」と「彼ら」に分かれてしまう背景にあるアイデンティティの仕組みを扱う部分は、感情のほうが先に動いてしまう現場ではかなり効きます。さらに、六つの実践(バッファリングやコネクティングなど)は、抽象論ではなく、境界を越える具体的な行動を丁寧に説明してくれるので、明日から小さく試せるレベルに落ちています。 特に刺さるのは、「自分の専門性だけではもう足りない」と感じ始めている人だと思います。部署の壁に疲れている人や、利害の違う相手と協働する役割を任された人には、かなり現実的なヒントになるはずです。

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出版社による紹介

今、求められているのは「越境人材」だ。しかし、組織の壁を越えるには大きな困難が伴う。ではどうすればよいのだろうか?
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