
中村天風 折れないこころをつくる言葉
池田光
イースト・プレス / 2018-11-27
この本について
最近、「頭では分かってるのに、気持ちがついてこない」とか、「過ぎたことをずっと握りしめたまま一日が終わる」とか、そんな小さな引っかかりが積み重なって、気力が目減りしていく感覚がありませんか。僕もよくあります。特に、夜になっても昼間のモヤモヤが抜けず、そのまま寝てしまう日が続くと、心がずっと重たいままなんですよね。 この本の天風さんの言葉は、そんな“心の持ち方のクセ”を、ゆっくりほぐしてくれる感じがあります。たとえば、「通り過ぎたら、思わない」というシンプルな姿勢。これができないから苦しいんですが、読んでいると、まずは“握りしめている自分”に気づくところからでいいか、と思えてきます。あと、「感覚語+積極的な言葉」で気分が変わるという話は、最初は半信半疑でも、暑い日に試すと意外と効くんですよね。無理やり前向きになるというより、力みを抜いて今に戻るための小さな工夫が並んでいます。 さらに、自己暗示のパートは少し独特ですが、「寝る前に余計なものを持ち込まない」という考え方だけでも、翌日の体感が変わります。夜を“消しゴム”として扱うという発想は、気持ちの切り替えが苦手な人には大きな助けになると思います。 過去へのこだわりや、知らない未来への不安で心がすぐ重くなる人に向いている本です。自分の心の扱い方を、もう一度ていねいに点検したい時にちょうどいい一冊でした。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
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