
日本一カンタンな「投資」と「お金」の本
中桐啓貴
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2019-02-22
この本について
投資の勉強をしていると、結局なにを信じて動けばいいのか分からなくなる瞬間ってありますよね。相場は上下するし、人の心理で値段が揺れるし、「今の判断は投資なのか、ただの賭けなのか」みたいな不安がつきまとう。僕もそのループをずっとぐるぐるしていました。 この本がよかったのは、相場観を当てることよりも「どうすれば自分の感情に振り回されず続けられるか」をはっきり示してくれたところです。価格と価値は平気でズレるし、期待だけで動くこともあるし、バブルは必ず起きて必ず崩れる。そういう“資本主義の地図”を先に持っておくと、今日の上げ下げへの焦りが少し薄れます。さらに、バブルを乗り越えるために個人が取れる手段はシンプルに分散と積み立ての二つだけ、という割り切りも、自分の判断を守ってくれる軸になりました。うまくいったときは自分のおかげ、失敗したときは運のせい、みたいな人間のクセも丁寧に言語化されていて、変に落ち込む必要も、調子に乗る必要もないんだなと気づかされます。 派手な必勝法ではなく、「続けられる投資とはこういうものだよ」という現実的な視点が欲しい人にはかなり向いています。僕自身、短期の値動きに一喜一憂しがちなタイプだったので、こういう“地に足のついた考え方”を持てたのは大きかったです。長く投資と付き合っていきたい人にこそ読んでほしい一冊です。
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多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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