
新規事業ワークブック
石川 明
総合法令出版 / 2017-03-22
この本について
新規事業を考えるときって、どうしても最初に「市場データ」とか「トレンド予測」みたいな大きな情報を見に行きがちですよね。僕もそこから入って何度も迷子になったことがあります。数字はきれいなんだけど、じゃあ自分は何を作ればいいのか…という肝心な部分が抜け落ちる感じがしていました。 この本が刺さったのは、「お客様の不に向き合う」という当たり前すぎて見落としていた視点を徹底して思い出させてくれたところです。誰の、どんな不満や不便や不安を解消するのか。その一点に立ち返るだけで、机上の空論っぽかったアイデアが急に現実の顔を持ち始めるんですよね。そして、オープンデータだけを見ていても商機は見つからない、見つけても他社と真っ向勝負になるだけ、という冷静な指摘もありがたかったです。数字ではなく、人の生活に潜る方が結局は近道なんだと納得しました。 新規事業のアイデアがふわっとしていて固まらない人や、分析ばかり重ねて前に進めない人にはとくに届くと思います。派手な方法論ではなく、日常の「困ってる誰か」を軸に据える地に足のついた考え方が欲しいときに、そっと背中を押してくれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの67%が集中しています。
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