
ウニヒピリのおしゃべり ほんとうの自分を生きるってどんなこと?
吉本ばなな、平良アイリーン
講談社 / 2019-08-21
この本について
最近、「この感情どこから来てるんだろう」と立ち止まる瞬間が増えていませんか。落ち込む理由がはっきりしないとか、誰かの言葉に必要以上に反応してしまうとか。頭では割り切れても、心のほうが追いつかないあの感じです。僕もよくそこでつまずきます。 この本は、そういう“説明しにくい心の重さ”に、急に答えをくれるわけではありません。でも、心の奥にいるウニヒピリという存在を通して、「いま何に反応しているのか」を静かに見つめ直すきっかけをくれます。たとえば、憧れが実は昔の記憶の再生だったり、居心地の悪さがただの「ムード」だったりする話は、気持ちの向き合い方を少し変えてくれました。自分を責めるより、まず対話してみるほうが前に進めることもあるんだな、と。 また、著者たちが話している“しみじみとした楽しさ”の感覚は、外に見せるための楽しさとはまったく違っていて、読んでいると自分のペースを思い出させてくれます。誰かに認められる前に、まず自分が落ち着いていられる状態ってこういうことなのかも、と思わされました。大きく変わる必要はなくて、ほんの小さな反応を拾うことが、日々のズレを整えてくれます。 外の評価より、自分の内側の声をもう少し丁寧に扱いたい人に向いている本です。無理に前向きにならなくても、いまの自分のままで歩いていいと思える一冊でした。
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ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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