
全教科対応! 読める・わかる・解ける 超読解力
善方威
この本について
勉強でも仕事でも、文章を読んでいるはずなのに「結局、何が大事だったんだっけ…」とモヤッとしたままページを閉じること、けっこうあります。読んでいる最中はわかった気になっても、問いを前にすると一気に視界がぼやける感じ。僕もずっとそのタイプでした。 この本が面白いのは、「読解=センス」みたいな曖昧さをいったん横に置いて、文章の構造をどう掴むかをかなり具体的に示してくれるところです。たとえば、本文の最終段落を先に読む習慣。これをやるだけで、読み始めた瞬間からテーマの方向が見えやすくなるし、ただ流し読みする危険がぐっと減るんですよね。さらに、設問で“何を答えるのか”を四角で囲んでから読むという手順も、実際にやってみると視界が一段クリアになります。 もうひとつの肝は、因果関係や二元論で文章を「どう整理して読むか」という視点です。感情と理性、プラスとマイナスなど、軸を持って読むだけで文章が二色に分かれて見える感覚は、言われてみれば当たり前なのに、自分ではなかなか気づけない部分でした。これは受験のためだけじゃなく、仕事の資料を読むときにもかなり効きます。 読んだあとに「読み方の武器が増えた」と実感したい人や、文章の意味をつかむのに無駄な体力を使ってしまいがちな人には、けっこう刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
読書の順序
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