
システム思考がモノ・コトづくりを変える
稗方 和夫 and 高橋 裕
この本について
仕事で新しい企画を考えたり、サービスの改善点を洗い出したりするとき、「結局どこから手を付ければいいんだろう…」と手が止まることってありませんか。目の前の仕様に引っ張られたり、ユーザーの声をそのまま飲み込んでしまったりして、本当に解くべき問題を見失うあの感覚です。僕もよくやらかします。 この本の良かったところは、そういう“思考の迷子”状態に、一度立ち止まるための視点をくれたところです。たとえば、機能要求と非機能要求を分けて整理するという発想。ユーザーが求めているのは「ドリル」じゃなく「穴」だという話は有名ですが、実際には「静かに開けたい」「削りかすが飛ばないほうがいい」といった周辺の望みこそ設計を左右するんですよね。また、手段と目的がいつの間にか入れ替わってしまう“羽ばたき問題”にも心当たりがありすぎて、思わず苦笑いしました。 さらに、この本は単に思考の型を示すだけじゃなく、システムの中で起きる非線形性や、複数の機能の組み合わせによる創発の話まで踏み込んでくれます。だから、「今やろうとしている改善が、別の場所で何を引き起こすか」を考える目が養われる。僕の場合、業務改善のアイデアを検討するときに、安易に“部分最適”へ飛びつかなくなりました。 プロダクトづくりで迷子になりがちな人、または「顧客の本音をどう扱えばいいのか」で悩む人には、かなり刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




