
営業マンのための貿易実務 ~最新のインコタームズ2020に対応!~
東中ビジコン 代表 太田 光雄
この本について
貿易案件に関わるたび、「どこからどこまでが自分の責任なのか」「このリスクは本当に誰が負うんだっけ」とモヤっとしてしまうことが多いですよね。国内取引と同じ感覚で考えると、引渡し地点や保険の扱いで足をすくわれることがあるし、専門用語が多すぎて、現場で曖昧なまま流してしまう自分に落ち込むこともありました。 この本は、その“あいまいゾーン”を一つずつ地図にしてくれる感じがあります。たとえば、FCLやLCLで引渡しのポイントがどう変わるのか、CFSに貨物が届いた瞬間にリスクが誰に移るのか、DAPとDPUで荷卸しの有無がどう響くのか。どれも、実務の現場で「ここが分かれば迷わなかったのに…」と思うポイントに、丁寧に線を引いてくれます。また、EXWでは還付を受けられない理由や、ICC(A)の付保義務の背景など、営業側が価格や条件を組み立てるうえで欠かせない“判断材料”も揃っています。 読みながら、自分がしてきた提案のどこに抜けがあったのか、どこを確認し直せばトラブルを防げるのかが、かなり具体的に見えるようになりました。専門業者に任せがちな部分こそ、営業が理解しておくと商談の精度が上がる——そんな実感が得られる本です。 特に、「引渡し条件の理解が曖昧なまま商談に臨んでしまう営業」には、かなり刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの42%が集中しています。
読書の順序
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