
楽しくなければ成果は出ない
田中 マイミ
すばる舎 / 2020-06-27
この本について
仕事をしていて、「本当はもっと楽しめたらいいのに」とか、「周りは淡々とやれているのに、自分だけ気持ちが乗らない」と感じること、けっこうありますよね。私も同じで、面白い仕事かどうかより“自分の気持ち”の方が揺れるタイプです。ただ、この本を読んでいると、その揺れ方そのものにヒントがあるんじゃないかと思えてきました。 特に刺さったのは、面白い仕事があるんじゃなくて、面白がれる人がいるからこそ仕事が面白くなる、という視点です。自分がクライアントだったらワクワクするか、という問いは、仕事を「作業」から「自分ごと」に戻してくれる感覚がありました。小さなことでも面白がれるメンタルを整えると、日常の見え方まで変わってくるというのも、実際その通りだなと感じます。怒りそうになったときに一呼吸置いて、別の行動を選ぶだけで、人との関係が変わるのも少しずつ実感しているところです。 そしてもうひとつ大事だと思ったのは、自分を知ることを避けない姿勢です。自分が何に喜びを感じるのかが言語化できると、人とのコミュニケーションでも余計に力まなくて済むし、雑談すらアイデアにつながる“余白”になるんですよね。挨拶ひとつで得られる情報量が変わる、というのも地味だけどかなりリアルでした。 仕事にもう少し温度を戻したい人、自分の感情とうまく付き合いながら成果を出したい人には、けっこうしっくりくる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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