
10万円から始める! 割安成長株で2億円
弐億 貯男
この本について
株をやっていると、「上がったからとりあえず次を買わないと」「含み損だけどそのうち戻るかも」といった気持ちに引っぱられる瞬間が何度もあります。僕もそうで、売った直後に株価が上がったり、逆に期待だけで抱え続けてさらに沈んだり…。結局、感情で揺れるたびに、自分は何を基準にしているのか曖昧になるのがいちばんつらいんですよね。 この本は、そういう“判断の軸がブレる瞬間”に、現実的なよりどころを置いてくれるタイプの一冊でした。たとえば純利益の推移を見てPERが適切か判断する話や、直近2〜3年の増収増益で成長性を測るシンプルな基準は、結局どんな地合いでも迷いを減らしてくれます。含み損を抱えたまま期待で待つのではなく、「投資した理由が崩れたら切る」という線引きも、読んでいて耳が痛かったですが、腹に落ちました。また、社長インタビューを材料にするという話は、数字だけでは拾いきれない“自分が納得できる根拠”を作りやすく、実践すると判断がブレにくくなるのを感じます。 派手な成功談ではなく、著者自身の失敗や迷いも正直に書かれているので、「完璧な判断基準」ではなく「再現しやすい思考の順序」を持ち帰れる本です。数字を見るのが苦手でも、何をどこから見ればいいかが明確になると思います。 特に、感情に左右されがちだけど長く投資を続けたい人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
読書の順序
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