
実行力 結果を出す「仕組み」の作りかた (PHP新書)
橋下 徹
PHP研究所 / 2019-05-15
この本について
仕事で判断を迫られるたびに、「これ本当に自分が決めていいのかな」と迷ってしまうことってありますよね。合意形成を丁寧にやろうとして話が進まなくなったり、反対意見を聞きたいのに本音が出てこなかったり。リーダーのはずなのに、どこまで踏み込めばいいのか分からないまま、日々の会議が過ぎていく感じ、僕もよくあります。 この本が効くのは、「全部をうまくやろう」と抱え込んでしまう人が、役割の境界線を引き直せるところだと思います。決定権者をはっきりさせると、むしろ反対意見が出やすくなるという視点は、自分のチームの沈黙の理由を説明してくれましたし、専門家と議論するために“最低限の共通言語だけは持つ”という姿勢も、完璧な理解を目指して動けなくなる癖をほぐしてくれます。そして何より、「正解が分からなくても決める。それがリーダーの仕事」という割り切りは、迷って動けない時間を減らす助けになります。 リーダー像を大きく盛らずに、現実的に「これだけできれば十分」というラインを示してくれるので、プレッシャーに押されやすい人ほど救われる本です。特に、年上部下の扱いや人事の悩みで足が止まっている人には、肩の力を抜くきっかけになると思います。 こんな人に刺さる一冊です。リーダーという役割にまだ自信が持てず、それでも前に進まなきゃいけないと感じている人へ。
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