
D2C 「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略 (NewsPicksパブリッシング)
佐々木康裕
この本について
マーケの仕事をしていると、「結局うちのブランドって何が強みなんだっけ」「広告を打ってもファンが増えてる感じがしない」といったモヤモヤに、定期的にぶつかります。数字は追っているのに、顧客の心の中で何が起きているのかがつかめないまま手を動かしてしまう、あの感覚です。 この本を読んで少し霧が晴れたのは、顧客の購買行動を“世界観”という視点で整理し直せたことでした。たとえば、リアル店舗の高いコンバージョンを支えているのは単なる接客ではなく、ハイタッチとハイテクの両立だと説明されると、「数字で測りにくい体験の価値」を言語化できるようになります。また、顧客が語ってくれるストーリーをどう生み出すかという話も、自分が磨くべきコピーだけではなく、どんな写真を撮ってもらうかまで含めて“設計できる領域が広い”ことに気づかされます。さらに、プロダクトそのものがコンテンツ化していくという視点は、競合比較に疲れがちなときに、機能ではなく“意味”で勝負する余地を思い出させてくれます。 作り手として自分の判断に自信が持てなくなる瞬間に、「顧客は何に反応し、どんな物語を語りたがっているのか」という軸を取り戻させてくれる本でした。ブランドづくりに迷っている人にとっては、とくに刺さる内容だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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