
3年の星占い 牡牛座 2021-2023
石井ゆかり
すみれ書房 / 2020-11-30
この本について
自分の歩いてきた道に、なんとなく“答え”がある気がするのに、はっきり形にならなくてモヤモヤすることがあります。昔あきらめたことが、いまになってまた気になり出したり、自分の居場所が変わっていくことで「この先どう動けばいいんだろう」と落ち着かなくなることもあります。僕自身、そういう揺れをどう扱えばいいのか分からず、ただ時間だけが過ぎていった時期がありました。 石井ゆかりさんの『3年の星占い 牡牛座 2021-2023』は、その揺れを“無理に抑え込まなくていいもの”として扱ってくれます。たとえば、長く押し入れにしまいこんでいた願いを、現実的な武器や防具に変えていく流れが書かれていて、「ああ、こういうふうに自分の過去と現在がつながるのか」と腑に落ちる瞬間がありました。また、社会的な居場所の変化と、自分自身の再スタートがどんな順番で訪れるのかが丁寧に描かれていて、気持ちの整理がつきやすいんです。そして、自分が10年以上追いかけてきたものの“全容が見えてくる”という視点は、これまでの積み重ねを否定せず、やさしく灯りをつけてくれる感じがします。 過去に一度しまった夢が気になりはじめた人や、居場所の変化に戸惑いを感じている人には、静かに背中を押してくれる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
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