
なぜなら、それが「好き」ということだから。 昨日よりちょっとだけ、せつなくて、幸せ (大和出版)
ひでまる
この本について
恋愛のことで悩んでいるときって、「相手の問題なのか、自分の問題なのか」がごちゃっとしてきませんか。好きだからこそ不安になったり、距離の取り方がわからなくなったり、焦りと慎重さの間でブレーキとアクセルを同時に踏んでしまうような感覚になることがあります。僕自身、うまくいかない理由を外側に探してばかりだった時期が長くて、同じ場所をぐるぐる回っていました。 この本が効いたのは、恋愛を“特別な戦い”から“ふたりで問題に向き合う生活”に戻してくれるところです。たとえば、会話が減ってきたときに「合わなくなった」と判断するのではなく、お互いが安心できるように丁寧に言葉を渡すこと。あるいは、相手を見極めるときに“運命の一発当たり”を期待するのではなく、少しずつ魅力を見つけていく目を育てていくこと。そして何より、自分の人生が満たされているほど恋愛に依存しなくなり、落ち着いた判断ができるようになるという、当たり前だけど忘れがちな視点を思い出させてくれます。 無理に前向きになれとは言わず、落ち込む時期にも意味があると認めてくれる姿勢も救いでした。過去の恋愛でついた傷が、次の恋の扉を重くしてしまうことって本当にあると思うんですが、そこから少しずつ鍵を外すイメージを持てるようになります。 恋愛の“正解探し”に疲れた人に、静かに効いてくる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
読書の順序
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