
祈りの法則: インディアンの長老から授かった「宇宙の流れ」をコントロールしない祈り方
天外伺朗
この本について
仕事でも人間関係でも、「なんで自分ばかり同じパターンにはまるんだろう」と感じること、ありませんか。職場を変えても似たような“苦手な相手”に出会ったり、状況を変えようと動いたはずなのに、どこか同じ壁にぶつかってしまう。私もこの手の悩みをずっと引きずっていて、外側を変えるだけでは限界があるんだろうな…と薄々わかりながらも、どうしたらいいのか答えを持てずにいました。 この本が面白いのは、「外にいる天敵」ではなく、自分の中の自己否定が現実をつくる、という視点を丁寧に扱っているところです。天敵瞑想の話は急にスピリチュアルに聞こえるかもしれませんが、やっていること自体は“相手に感謝で着地させる”という、かなり地に足のついたメソッドです。未来をコントロールしようとする祈りではなく、むしろ手放す祈りのほうが現実を静かに変えていく、という感覚も、読んでみると日常のどこかに当てはまるはずです。 特に刺さったのは、“結果を操作しようとした瞬間に流れが歪む”という部分。私自身、なんとか状況を好転させようと力んで空回りした経験が多いので、結果を求める祈りがかえってしんどさを生む、という指摘には妙に納得してしまいました。感謝で締めるだけで、心の内側のトゲがほんの少し丸くなる感覚も、続けてみる価値があると思っています。 自分の内側のクセが現実にどう反映されているのか知りたい人、そして「外側を変える前に、自分の状態を整える」という考え方にしっくりくる人に刺さる一冊です。
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